AnHTTPd WWWサーバー及びActivePerlのインストール

1.AnHTTPdサーバーの入手
   AnHTTPdhttp://www.st.rim.or.jp/~nakata/httpd132f.exeをダウンロードする。

  
 ActivePerl http://www.activestate.com/Products/ActivePerl/Download.htmlで、
              http://downloads.activestate.com/ActivePerl/Windows/5.6/
            ActivePerl-5.6.0.623-MSWin32-x86-multi-thread.msi

             または、
             http://downloads.activestate.com/ActivePerl/Windows/5.6/
            ActivePerl-5.6.0.623-MSWin32-x86-multi-thread.zip

         をダウンロードする。

2.AnHTTPdサーバーのインストール・ディレクトリの作成
   httpd132f.exeがダウンロードできたら、インストールするための適当なディレクトリを作成する。
  ここでは、
c:\wwwという専用のディレクトリを作成するものとして説明を続ける。

3.AnHTTPdのインストール
   httpd132f.exec:\wwwに格納し解凍すると、以下のディレクトリ構造になる(自動的にディレクトリが作成される)。
c:\www / httpd132f.exe...(ここで解凍)
      |
      +-- cgi /
      |
      +-- cgi-bin /
      |
      +-- httpd-docs /
      |
      +-- isapi /
      |
      +-- maps /
      |
      +-- Scripts /
      |
      +-- ssi /  

4.ホームページ用ディレクトリとホームページ用htmlの作成
   c:\wwwに自分のホームページ(ローカル)用のディレクトリ
  c:\www\ntc\public_html)とindex.htmlファイルを作成する
  (ディレクト
リ名はここではntcとしているが、もちろん好みの任意のディレクトリ名(自分の名前など)をつけることができる)
  c:\www /
      |
      +-- ntc /
    |     |
      |     +-- public_html / index.html
      |
      +-- cgi /
      |
      +-- cgi-bin /
      |
      +-- httpd-docs /
      |
      +-- isapi /
      |
      +-- maps /
      |
      +-- Scripts /
      |
      +-- ssi /  

    index.htmlファイルはテスト用なので何を書いてもよい。初めて作成する場合は、http://www.pep.ne.jp/club/doujou/index.htmlが参考になる(ただし、FRAMESETタグの書き方を FRAMESET cols="30%,70%"のようにする必要がある:原文では が抜けている。)。特に思い付かなければ、以下の例を参考にすればよい。

--- index.html ----------------------
<HTML>
<BODY>
<H2>NTCのトップページ</H2>
</BODY></HTML>

5.AnHTTPdの設定
   エクスプローラ等から、c:\www\httpd.exeをダブルクリックして起動し、必要最小限の設定を行う。

AnHTTPd設定法


   エクスプローラなどから、httpd.exe をダブルクリックして AnHTTPd を起動する。起動するとタスクトレイにアイコンができる。

    

次にそのアイコンを 右クリックオプション一般 を選択する。

   

すると以下の設定画面が現れる。



設定のポイントは3点である。

(1) ドキュメントルート → c:\www (AnHTTPdが起動するディレクトリを指定する)

(2) /~ntc ドキュメントルート\ ntc\public_html
   (ホームページのURLを省略
名で表示する)・・・注1

(3) .pl,.cgiの実行プログラム perl(perlの使用を設定)

注1:この設定で、本来 http://127.0.0.1/ntc/public_html/ を、http://127.0.0.1/~ntc/ とURLを省略することが可能になる。

以上設定が完了したら、OKボタンを押してダイアログを閉じ、右上の×ボタンを押して一度AnHTTPd を終了する。また念のためブラウザも起動していたらブラウザも一旦終了させ、再度起動する。

6.WWWブラウザ(IEまたはNetscape等)での確認
   IEまたは、Netscapeを起動し、URL欄にhttp://127.0.0.1/~ntc/ と入力し、”NTCのトップページが表示される事を確認する。(うまく表示されない場合は、全体のディレクトリ構成とAnHTTPdの設定を再チェックする。)

7.ActivePerlのインストール
   Perl用にc:\www\perlというディレクトリを作成し、ダウンロードしたPw32i316.exeを格納する。

  c:\www /
      |
      +-- ntc /
      |     |
      |     +-- public_html / index.html
      |
      +-- cgi /
      |
      +-- cgi-bin /
      |
      +-- httpd-docs /
      |
      +-- isapi /
      |
      +-- perl / ActivePerl-5.6.0.623-MSWin32-x86-multi-thread.msi
  |

      |
      +-- maps /
      |
      +-- Scripts /
      |
      +-- ssi /  

   自己解凍ファイルなので、エクスプローラなどから、ActivePerl-5.6.0.623-MSWin32-x86-multi-thread.msiをダブルクリックしてインストールする。

   Windows Instollerを更新していないWindows95/98又はWindowsNTの場合は、別途「Windows Installer(InstMsi.exe) を先にインストールする必要がある。(WindowsMEおよびWindows2000ユーザは不要)

Windows95/98 Windows Installer
               http://www.activestate.com/download/contrib/Microsoft/9x/InstMsi.exe


WindowsNT Windows Installer
              http://www.activestate.com/download/contrib/Microsoft/NT/InstMsi.exe


からWindows Installerを入手し、インストールする。

ActivePerlインストール法


c:\www\perl\の位置で、エクスプローラなどから、自己解凍ファイルである
ActivePerl-5.6.0.623-MSWin32-x86-multi-thread.msi (ActivePerl 623
の場合) をダブルクリックする。
すると以下のようなダイアログが現われる。

[ 1 ]


ここでは「Next」を押す。(図1

次に使用許諾の同意を求めるダイアログが現れる。

[ 2 ]


ここでは「I accesspt the tearms ...」を選択して「Next」を押す。(図2

[ 3 ]


ActivePerlをインストールするフォルダを聞いてきくるので、「Browse」ボタンを押してフォルダを指定する。(図3

[ 4 ]


Look in:」のパス指定を操作しながら、ここでは「c:\www\perl\」を指定する。
Folder name:」のパスが正しいパスになっているかを必ず確認し、「OK」ボタンを押す。(図4)

[ 5 ]


Location:」のパス指定が「C:\www\perl\」であることを確認して「Next」を押す。(5)

[ 6 ]


「Add Perl to ...」と「Create Perl file ...」についてはチェックを付けて「Next」を押す。(図6)

[ 7 ]


インストールの前準備ができたので、ここで「Install」を押す。(図7

[ 8 ]


これで、インストールは完了した。説明書きを読む場合には「Display the ...」にチェックを入れておいて「Finish」ボタンを押す。(図8

最後に、「autoexec.bat」に Perlのパスが書き加えられているため、Windowsを一旦再度起動し直する

8.CGIスクリプトの動作テスト
   以下のファイルを用意する。(面倒くさい方は
   http://www.kent-web.com/www/anhttpd/hello.txtからダウンロードして、”hello.cgi”
   にリネームする

------------------ hello.cgi --------------------
#!/usr/bin/perl
print “Content-type: text/html\n\n”;
print “<HTML><BODY>\n”;
print “<H2>Hello! WORLD</H2>\n”;
print “</BODY></HTML>\n”;
exit;

hello.cgic:\www\ntc\public_htmlに格納する

  c:\www /
      |
      +-- ntc /
      |     |
      |     +-- public_html / index.html
    |                       hello.cgi
      +-- cgi /
      |
      +-- cgi-bin /
      |
      +-- httpd-docs /
      |
      +-- isapi /
      |
      +-- perl /
      |
      +-- maps /
      |
      +-- Scripts /
      |
      +-- ssi /  

9.CGI動作試験
   AnHTTPd (c:\www\httpd.exe)を起動させ、ブラウザのURL欄から
http://127.0.0.1/~ntc/hello.cgi
と打ち込む


   Hello! WORLDがブラウザに現われる。

10.会員制のホームページの作成
    ホームページを公開するのはパスワードを知っている人だけにしたい場合は、アクセス制限の設定をおこなう。

    アクセス制限したいホームページを一つのフォルダに入れる、フォルダ名は kaiin する。

 c:\www\public_html\kaiin\index.html

  c:\www /
      |
      +-- ntc /
      |      |
      |      +-- public_html /
 |     |
      |      +kaiin/index.html
      +-- cgi /
      |
      +-- cgi-bin /
      |
      +-- httpd-docs /
      |
      +-- isapi /
      |
      +-- perl /
      |
      +-- maps /
      |
      +-- Scripts /
      |
      +-- ssi /  

AN HTTPd のオプション一般で、ユーザー認証を選ぶ

   


  ユーザー認証にチェックを入れる
  認証名って書いてあるところの下にある追加を押す

   

  認証名 パス 認証ユーザー/グループ が記入できるウインドウが開いたでしょ?それぞれ入力する
  認証名は kaiin パスは /kaiin 認証ユーザー/グループは tyanko と仮定する。

   

  入力したら OK を押す。

  次は、ユーザーとパスワードの登録だよ ユーザー/パスワード の左の方にある 追加 を押す。
  ユーザー名は tyanko パスワードは tyanko と仮定する。

   

  入力して OK を押す。

  全部の入力が終わると以下のようになる。

   

  実際にブラウザで入って確かめる。

   http://127.0.0.1/kaiin/

   

  上記ダイアログが表示される。会員制のホームページの出来上がりである。

  会員制のページ作成にはこれ以外に、cgiプログラムを利用してIDとパスワードを設定する方法もある。これについては、Namazu活用のためにを参照してほしい

11.ディレクトリリストの表示を可能にする
  
リンク先をフォルダーとし、フォルダー内のファイルリストを表示したい場合は、

  AnHTTpdを起動し、「オプション → 一般 → 表示/インデックス」の「インデックス」の欄で「インデックスリスト(ディレクトリリスト)を表示」の前のチェックボックスに”チェック印”を入れ、「.www-brawsableがあるディレクトリのみ表示」の前の”チェック印”を外す。

  これにより、どのディレクトリリストも表示できる。

12.AnHTTpdとは直接関係内が、TIFFファイルで保存したドキュメントをIEまたはNetscape Communicator などで見る場合

 
TIFFファイルを表示するためのプラグインモジュールが必要である。このプラグインは、次のところから入手できる。

  
http://www.alternatiff.com/install